【Weeklyアニメ】老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます感想

18歳でありながら中学生に見られてしまう童顔小柄な少女・ミツハが
両親と兄を事故で失い天涯孤独になるところから物語が始まる。

ショックによる大学受験失敗、両親の保険金を狙う輩、進学か就職か、
家の維持費や生活費など数々の出費…
これからの生活に悩んでいたミツハはある日、
謎の存在から「こちらの世界」と「異世界」を
“行き来”できる能力を与えられる！

そこから彼女が思いついた将来設計とは、
二つの世界で10億＋10億の合計20億円
＜8万枚の金貨＞を貯めるというもの！

そう、頼れる者のいない彼女の安泰な老後のために！
TVアニメ「老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます」公式サイト Introductionより

感想

#01 「ミツハ、異世界に行く」

異世界物お約束、異世界に出会う（？）回。

しかし、死んだり転生したりする設定が多い中、自由に行き来できる能力。
自分の世界に戻れるかどうかを葛藤する感じではなさそうで、安心して見ていられそう。

ミツハの境遇はかわいそうと思うけど、そうとは思わせない程ポジティブなヒロインだ。
というか「お兄ちゃん」存在感ありすぎ。
あなたもう死んでるのよ！(。-∀-)

そしてミツハが異世界へ転移できるようになった謎生命体。
何かを「ブチッ」と引きちぎった感覚で、自分と魂が一体化してしまうとか怖すぎるよ。
でも何か自分に悪い変化があるわけじゃなさそうだし、転移能力、治癒能力、言語能力の付与は羨ましいね。

最後は、地球と異世界の物品の差に目をつけてお金といか金貨を貯め始めるとか。
なんか頼もしい！
これからミツハ無双が始まりそうだね。

#02 「野望の王国」

お金を貯めるためには、まず地球との違いを認識するために情報収集が必須。
さすがミツハ、すぐさま行動に移すことが出来るしポジティブだ。

それにしてもコレットちゃん、力強いね。　
色々未発達の世界で体が資本だから強い・・・ってことなのかな。

そしていろんな準備やお風呂のため地球に戻ったミツハだけど、頭の回転すごいな。
外国人に話しかけて、言語（英語？）習得って。
1話の招き猫生命体の言葉信じるなら、会話する相手の言語習得能力だからなのか。
万能じゃん！

しかも一人で民間軍事会社に乗り込んでいくとか、度胸もすごい。
というか、サテライトオペレーションも万能すぎ！
地球なら未開の地以外ほぼどこでも行けるじゃん！

そして何やら怪しげなお店に勝負服を作りに！
と思ったら異世界用の服だったのか。
確かに勝負服だ。

次回は伯爵様に会えるかな？！　　

#03 「ミツハ、演じる！」

ミツハ、ボーゼス伯爵に会えず！
そりゃ、アポなしでは無理だよね。
でもお兄ちゃんの知恵（悪知恵？）で三文芝居をしてボーゼス家に潜り込む！
ミツハ役者やの～。

嘘設定と地球の品物を使いこなし着実にボーゼス一家の印象を良くしている。
それからBGMのチャリーン・・・いやそれ某配管工がコインゲットした時の音！

それにしてもボーゼス家のお兄ちゃん、替えの下着即決で買おうとするとか、、、すごいね・・・と思ったら弟君、値を上げてきた！って伯爵様その手は何だい！？

しかし、ふとした会話で家族のことを思い出すミツハ。
ボーゼス伯爵と夫人に父（母）と呼んでもいいよ、と言われて泣きじゃくるミツハ。
毅然としていても内面では引きずっているんだね。。。

翌日、そんな泣きっ面は吹き飛ばして、出発するミツハ。
次回は王都だ！

#04 「雑貨屋ミツハ」

ミツハ、ついに雑貨屋を開く！
一番気になるのは、ちょいちょい出てくる屋根にソーラーパネルらしきものが…
自分用に電子機器準備してれば発電は必要なのかな？
明らかに充電式じゃないものもあったし。

お客さんも順調に訪れ売り上げを・・・とはいかないようだ。
何せライナー子爵家に関する人しか来てない！
でも子爵、夫人、料理長ともに興味津々。

来店した料理長の相談にのり、ミツハは子爵令嬢であるアデレートの成人&お披露目パーティー(デビュタントボール)の相談に手を貸すことに。
いったいどんなパーティーに仕上げるのかな？

そして、今のところ売り上げはアンケたち３人が少し（しかも大サービス実施）と、マルセルが購入してくれたもの（しかも包丁は赤字）程度しか売り上げてないけど、次回以降は大丈夫なのだろうか！

そして最後になったけど、、、コレットちゃん薪割り早すぎΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！

#05 「お嬢様をプロデュース！」

アでレートのデビュタントボールに向け、ライナー子爵たちに料理を振舞い無事にお眼鏡にかなって良かったよ。
でもそれだけで終わらないのがミツハ。
なんと満足した子爵たちにさらに演出も含めた契約を持ちかけるとか度胸がすごいね。
しかも理由が「料理だけじゃ面白くない」とか。

そしてなんとアでレートを現代日本に拉致！
2話で出てきた洋裁店に連れていき、ドレス類を作ってしまう。
チート力爆発だ！（注：仕立てたのは店長さんです）

料理が足りなくなりそうだったり、ボーゼス伯爵一家に見つかって夫人に問い詰められる場面はあったものの、肝心のデビュタントボールは無事大盛況に終わり、実績を作れたミツハ。

次回はどんな活躍を見せるのかな？

#06 「おねだりベアトリスちゃん」

ようやく雑貨や家業に精を出せると思いきや、なかなか家に来ないとボーゼス伯爵とイリスにボーゼス邸へ拉致（？）されるミツハ。
これ傍から見たら完全に誘拐にしか見えない。
貴族のすることだから見て見ぬふりをされるんだろうけどね。

ボーゼス邸でアデレートのデビュタントボールに出られなかったベアトリスに、自身のデビュタントボールを頼まれてしまったミツハだが・・・そんな簡単に約束しちゃっていいのかい。
そして、ボーゼス邸に宿泊したミツハに魔の手が！ベアトリスという名のね！
でもボーゼス邸の男ども、色々ミツハのことを聞き出そうとお小遣いでベアトリスを仕掛けるとか。
そしてそれを簡単に見抜いてミスリードを誘うミツハ恐るべし。

翌日、雑貨屋ミツハに逃亡犯が逃げ込むが、ミツハの活躍（？）もあり冒険者に捕らえられる。
そして、冒険者にミツハが指名依頼をする！
ミツハ、何しでかす気なのか！

そして最後に、ちょいちょい出てくるコレットちゃんはは何なんだろう？？
今後活躍するのかな？

#07 「ミツハの大冒険」

冒険者スヴェンに普段の冒険者としての採取／狩猟への同行を依頼するミツハ。
そして待ち合わせ日の早朝、街の入り口の門で待っていたミツハの格好は、完全なる現代サバイバル。
これ真面目なスヴェン達のパーティじゃなきゃ不審がられて終わりな気がする。
ミツハ初っ端からやらかしてる気がする。

そして同行しながら雑貨屋ミツハが儲かるため、冒険者の行動観察、情報収集を欠かさないミツハ。
でも、完全に現代日本の道具大盤振る舞いしすぎ。
ライターやテント、水着は（はダメだけど）まぁいいとして、イノシシを銃（エアガン？）で倒したのは無理でしょ。
ベテランハンターにボウガンの音がしないと見抜かれてるし。
ミツハやらかしが過ぎる・・・いい冒険者で良かったね。
初心者がイノシシ倒せるって知られるってことは秘密があるって思われることだからね。

次回ミツハはどんなやらかしをするのかな。
そして今回のコレットちゃんは、大人しかったね。

#08 「ミツハ、お城へ行く」

ついに登場、サビーネ王女殿下。
雑貨屋ミツハにて金貨でサックと支払うあたり、頭が回るミツハには１発である程度の人物と正体を見抜かれる。
でもそこで見抜かれたおかげで、ミツハの丁寧なお見送りがあり誘拐犯から助かったとも言える。
いやでもほぼ序盤から兵士はミツハの言葉を聞いてたような気が。
助けられたサビーネちゃんが王宮で「人身売買組織」を潰せそうと言っていたことから、もしかしてサビーネちゃんを泳がせていたのか！？
王宮は恐ろしい！

後半はお約束の勘違い商人の登場。
ミツハの雑貨屋と仕入れルートを手に入れようとして、結果権力（今回は王宮）に屈して痛い目を見るという王道パターンの悪役。
異世界系の王道は、だいたい勧善懲悪パターンだから安心して見てられるよね。
それにしても宰相様に強制帰還させられるサビーネちゃんｶﾜ(・∀・)ｲｲ!!

そして懐いた（懐いてしまった？）サビーネちゃんが雑貨屋ミツハに入り浸っていると、突然お店のドアが開き、助けを求める女性が！

次回急展開か！！？？

#09 「楽園亭奇譚」

助けを求める女性は、雑貨屋ミツハへの相談依頼だった。
ボンボンの息子が大きい料理店を経営する父親とともに、強引な手段での依頼女性アリーナと結婚、さらに実家の料理店「楽園亭」を乗っ取ろうと画策する話。
ご丁寧にアリーナの父親に利き腕をケガさせ、ベテラン料理人まで引き抜いて経営を傾かせるという非道な手段。
まぁミツハに知れ渡った時点で地獄を見ること確定だけどね。(*ﾉωﾉ)ﾐﾀｸﾅｲ！
そんなわけで依頼は経営の持ち直しと、気になる見習い料理人とのゴールイン！

それにしてもサビーネちゃん、普通に雑貨屋ミツハにいるね。
王女様が相談に乗ってくれたなんて知られたら、アリーナ卒倒するんじゃなかろうか。

今回の解決策は、ミツハがアデレートちゃんのデビュタントで作ったヤマノ料理を、楽園亭で出すこと。
更に親方からの直接指導で、アリーナと見習いさんの料理の腕を上げること。
めちゃめちゃ真っ当な手段でお店の力の底上げしてるね。

そして評判になった楽園亭に衛兵とライナー子爵家の料理長マルセルを連れてきて、出てくるヤマノ料理が偽物であると証言させて捕らえさせようと出張って来る料理店の経営者。
が、逆にマルセルがミツハを師匠と呼び本物であることを証明してしまう。

さらには王族、貴族が時々立ち寄るお店と化した楽園亭。
アリーナ父への暴行事件も王様の指示で再調査されることに。(~_~;)ﾅﾑｻﾝ

そしてもちろん雑貨屋ミツハ依頼部門は・・・依頼失敗！？
見習いさんとのゴールイン、まーぶるもすっかり忘れてたよ。

最後は、魔物の群れが集団でどこかへ向かっている・・・次回もピンチが続くのか！？

#10 「ならば戦争だ」

王様、ミツハの正体を調べるも有力な情報なし。。。
というか、絶対そこまで真剣には調べてないんだろうな。
取り込む方向で進めてるって言ってるくらいだしね。

それよりも戦争が間近に迫っている方が問題。
サビーネちゃんの避難を頼まれるとか、王様からの信頼もものすごいね。

そして王城にサビーネちゃんを探しに行くミツハだけど、なりゆきで軍事会議に参加することに。
ボーゼス家のアレクシスも居たが「私の後ろに立つな」といつか言いたい名言とともにミツハに倒されても、ミツハのことをサラッとマイレディとか言っちゃうとは、さすが貴族家の嫡男。
そして、敵の凶弾から命を懸けてミツハを守った本当の貴族。
カッコいいぜ、アレクシス！

そしてミツハ全開！
自重をやめて、地球からウルフファングの隊長を強制召喚。
異世界で一部の魔物の進行を止め、避難民を守るため新たな契約を結ぶ！
危機的状況はまだ続く！
次回どうなる！！

#11 「姫巫女の出陣」

洞窟から次々と現れるゴブリン。
足止めするウルフファングの隊長だが、ミツハが地球の自宅から持ってきた花火セットで撃退する。
いや、ちょっと拳銃でもひるまない魔物部隊が花火セットで・・・逃げるものなのか。
まぁ見たことない不思議な攻撃と思ったのかな。

そして自重しないミツハが、依頼したウルフファング全員が異世界に出撃！
神（戦車）と天使（ミツハ）が付いていれば、無敵、というか過剰戦力な気もするけどね。
一斉掃射で壊滅だー！

帝国の兵士や魔物の軍団を遠距離から次々倒していく。
予想通り無双してるよ。
そして帝国切り札のワイバーン軍団も、神からの２０mｍ機関砲一斉掃射で壊滅。。。
そりゃ相手の司令官涙目になるよΣ(ﾟДﾟ)

完全勝利だね・・・って思ったら最後にでっかいドラゴン出てきちゃったよ。
次回こそ完全勝利できるかな！！！

・・・・・いやこれ言わずにと思ってたけど、、、、のうきんと同じ展開だ(。-∀-)

#12 「異世界で8万枚の金貨を貯めます」

ドラゴンと思ったら古竜だった。
古竜が帝国を唆して、遊びでゼグレイウス王国に戦争を仕掛けてきたとか、迷惑この上ない。
しかも完全防御っぽい結界っぽい魔法使えるとか反則にもほどがある。
ミツハの機転により、古竜がブレスを吐く際に結界を解くというのが分からなければ危なかったかもね。
（ちなみに、ＦＵＮＡさん原作は古竜がラスボスデフォなのかね？(。-∀-)）

戦争が終わった後に王宮で褒章授与が行われたけど、アレクシスに男爵位を与え後世まで功績を語り継がせるなんて、なんて王様カッコいい。
しかし、まさか助けられたアイブリンガー侯爵が、異議ありとは。
そして最低でも子爵位でなくては顔向けできないとは、この国の上の人たち良い人たちだ、涙出ちゃうよ(ノД`)・゜・。

そしてお金も貰って、国民にもなって（というか予定外の子爵を与えられて）異世界での地位も確立できたミツハ。
うん、貴族様になるのは想定外だっただろうけど、確かにこれ以上ない国民としての地位だもんね。

そしてコレットちゃんに会いに行き、家臣候補として領地に誘う。
両親も出世物語として大賛成。
これからも安泰だね。

まとめ

異世界転生系でも珍しい、地球と異世界を行き来できるタイプの物語でした。

文化が未発達な異世界と現代の物の価値の差を利用すれば８万枚の金貨は意外とすぐだと思うけど、ミツハらしいやり方で異世界を満喫できている感じが出ている良い作品だと思いました。

他の異世界転生系作品との違いは、ミツハ自体には転移の特殊能力しかなく（まぁそれが強力）、強いとか武器があるとかじゃないのだけど、他の物や人をうまく使って立ちまわっているというのが親近感が湧くところでもあります。

特に最初は自重していたのに最後は傭兵を使って古竜まで倒してしまうとは、自重さん帰っておいで！

特にベビーな話とかもなく、順調に物語が進む安心して見ていられる作品でした。

それにしても、原作はまだまだ続いているようなので、２期に期待したいとこですね。
「なめるな！私が初代ヤマノ子爵だ！！」この名言聞きたいですよね！！
２期やったら１～２話あたりで聞けそうなセリフです！

では２期を期待してこの辺で～(*’▽’)