2022年10月(秋)

【Weeklyアニメ】勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う 感想

TVアニメ「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」キービジュアル第2弾より

【Weeklyアニメ】では1話ごとに感想を書き綴っていきます。

勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う 作品情報

原作

著者「深山鈴」イラスト「ホトソウカ」によるライトノベル。

イントロダクション

「――レイン。君はクビだ」

勇者と共に魔王討伐を目指すビーストテイマーのレイン。 ところがある日、仲間から役立たずと罵られ、勇者パーティーを追放されてしまう。

自由に生きようと冒険者の道を選んだレインは、試験の最中、魔物に襲われている少女カナデに遭遇。 カナデを逃すために身を挺すが、彼女は魔物を一撃で倒してしまう。

カナデこそ規格外の力を持つ「最強種」の一つ、猫霊族の少女だった! レインの才能と優しさに惹かれたカナデが告げる。

「私を、使役してみる?」

最強の猫耳少女と契約し、冒険者として新たな人生を歩み始めるレイン。 だが、レインを追放した勇者たち、そして別の「最強種」がその力に気づき――。

TVアニメ「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」公式サイト INTRODUCTIONより

感想

第1話「運命の出会い」

出典:TVアニメ「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」第1話

ビーストテイマーである主人公レインが、いきなり勇者パーティから追放される場面から始まった本作。
今回はこのパターンで、大抵追放した側の見る目がなくて主人公が無双する。(と思う)

そしてパーティを追放された後に冒険者になるべく試験を受けている最中に、最強種の一角である猫霊族のカナデと出会う。
ふむふむ、いきなり最強種が出てくるのか、まぁここまではお約束。

でもここからがすごかった。
ビーストテイマーは通常1匹しか使役できないのに、複数の動物を使役することができる。
しかも、最強種の猫霊族であるカナデと契約してしまうとは。
レイン恐るべし。
もう次回から無双する予感しかしない!

第2話「仲間」

出典:TVアニメ「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」第2話

ギルドに試験の討伐・採取の結果報告に行くレインとカナデ。
そして・・・現れる、お約束のモブA(~_~;)
カナデを手に入れようと画策するモブAだけど、猫霊族と契約し同等の力を得たレインの敵ではなかった。
ということは、契約すればするほど強くなるってことなのね。
もう1人猫霊族と契約すればさらに強くなるのかな??

冒険者として採取クエストを請け負っているところ、盗賊「漆黒の牙」に絡まれてるおじいさんを見つけ助けるレインとカナデ。
レイン、盗賊程度じゃ束になっても敵わない程強い。
そして、護衛任務放棄して逃げた勇者パーティ最悪(+_+)

さらには盗賊「漆黒の牙」の本拠地へ向かい、アールビーの大群を使って盗賊を捕縛。
切り札のキングリザードも倒して一件落着。

予想通り無双し始めたね!

第3話「もう一人の最強種」

出典:TVアニメ「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」第3話

自分の力を利用とする人間ばかりだったカナデにとって、下心の無いレインとの出会いは衝撃だったんだろうね。
初めて信頼できる仲間ができて安心した様子がよく表れてる。

ある日、ストライドブリッジで暴れる「番犬」制圧のクエストを受けるレイン。
そこには最強種の一角、竜族の少女タニアだった。
竜族の修行で様々な人と戦っていたタニアだが、レインはカナデとの連携、ビーストテイマーとしての能力を発揮し、タニアに勝利する。
動物の力を借りるのはちょっと卑怯臭く見えるけど、ビーストテイマーだから仕方ない。

そして、修行は続けなければならないためレインと契約し付いていくことにしたタニア。
最強種2人と契約できたレインの強さはどのくらいなんだろう。
ピンチに陥ってほしいわけじゃないけど、強さを発揮できる場面見てみたい。

第4話「竜族の力」

出典:TVアニメ「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」第4話

スライム退治に精を出すレイン一行。
その中でレインに備わった、契約したタニアの力が魔力であることが明らかに。
つまり猫霊族の物理力と竜族の魔力、レイン万能になってきた。

そして夕飯で明かされるレインの過去。
よくある話、というと語弊があるかもだけど、1人だけ生き残って大変だったんだな。
必死に働いて、生きて、拾われた勇者パーティが最悪だったと。
ただその経験があったからこそ、カナデやタニアと出会えたとも考えられる。
人生は難しい。

ある日、ゴブリン狩りで自分の油断からレインにダメージを追わせてしまったと落ち込むタニアだが、レインは怒りもせず、タニアが無事ならそれでいいと。
さすが主人公、心までカッコいいぜ。

そんなレインたちの前に現れる、、、勇者パーティ!
一体どうなる、レイン!

第5話「ビーストテイマーVS勇者」

出典:TVアニメ「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」第5話

勇者パーティがレインの元に現れたのは、迷いの森の攻略にレインを利用しようとするためであった。
ますますもって嫌な奴らだな。
しかも一般人を人質(?)に、勇者パーティが活躍しないと彼らに害が及ぶと脅す始末。
いやはや、見ているだけで気分悪い。

でもレインたちの無双が炸裂。
一般人よりははるかに強いのだろうけど、結局レイン達3人と戦って勝てないんだから大したことないね。
少しはすっきりしたヨ(*´ω`)

今話は、最初から最後まで戦って終わり。
勇者パーティにかってスッキリして次回迎えられる。

第6話「迷いの森」

出典:TVアニメ「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」第6話

勇者パーティをボコってスッキリして終わったと思ってたけど、そういや迷いの森にある真実の盾の件忘れてた。

さすが迷いの森というだけあって、幻覚魔法がかけられていた・・・と、簡単に見破ったタニアが申しております。
タニア程の魔法の手練れににかかれば迷いの森も形無しだ。

そして奥には精霊族であるソラが待ち構えて追い返そうとしたが、話し合う程度には信用を得たレインはあっさりと真実の盾を手に入れるのだった!
って真実の盾、魔物が持ってるんじゃなく精霊族が持っていたのね。

そして、シャドウナイトという魔王軍の魔物に双子の妹のルナが囚われてしまっていることも知るレイン達。
次回は決戦か!?
そして今度は精霊族も契約しちゃうのか!?

第7話「囚われの精霊族」

出典:TVアニメ「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」第7話

シャドウナイト、さすがに強い。
魔法は聞かない上に、レインとカナデの物理攻撃も耐える。
だけど、ビーストテイマーがブースト使えるとか・・・超強い。
いや、普通は動物くらいしか使役できないからそこまで強くはならないということか。
ともあれブースト掛かったカナデが一撃でシャドウナイトを撃破。

助けたルナは、真面目な姉とは性格が違ってちょっとお茶目さん。
助けてもらったレインをもからかうとは大物だね。

そしてやっぱりレインと契約、しかも2人とも。

最強種4人と契約できるとかレイン強すぎだ。ルナの言葉が正しいなら、契約分だけ強くなる。上限無いなら強さは天井知らず。

それにしても勇者パーティ…というか勇者、妙にレインに突っ掛かるね。この後何か嫌なことが起きそうな予感。

第8話「武器を作ろう」

出典:TVアニメ「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」第8話

「種族単位での引きこもり」ってパワーワードだよね。
さすがルナの発想。

今回はレインの武器の調達をしに街1番のドワーフの店へ。
そしてここでもレインの特殊能力が。
武器の良し悪しを見た目だけで感じ取れるとかビーストテーマーは万能、というかレインだけだな。
他のビーストテイマーでもできるなら、もっと話題になってるはずだもんね。

そして不足している材料のミスリル鉱石を山に取りに行くことに。
途中の湖でカナデたち4人が休憩を兼ねて水浴びすることに。
うん、光がいい仕事してますね。(意味:邪魔だなぁ)
円盤に期待ですね。(注:まーぶるは紳士です)

鉱山に着くとミスリル鉱石の不足の原因が盗掘者であることが明らかに。
しかも相手にビーストテイマーが。
次回は採掘場の盗掘者たちと対決!

第9話「ビーストテイマーVSビーストテイマー」

出典:TVアニメ「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」第9話

敵のビーストテイマー以外はあっさり捕まえるレイン一行。
ってか相手弱すぎる、というよりは最強種はやっぱり最強ってことかな。

相手のビーストテーマーも幼体から手なずけたとは言え、よくベヒーモスを使役してたな。
才能はあったんだろうけど、犯罪に手を染めちゃお終いよ。
ただ、ガンツの言葉を聞いてちょっとだけ同情はしちゃったね。

一方の勇者パーティのアリオス。
なんか禍々しそうな指輪を持ってるよ。
これまたレインとひと悶着あるよね、絶対。

最後は精霊族と契約したレインに現れた能力は・・・なんと無し!
えー、最強種なのに変化なしとかあるの~(+_+)
いや、気づいてないだけで絶対そのうち覚醒とかするって。
そしてレインの仲間に対する思いも聞けた。
いいやつだよレインは。

そしてアリオスだけでも面倒なのに、最後に現れた変なやつ。
すぐレイン達にやられそう。
結末は次回?!

第10話「ホライズンの闇」

出典:TVアニメ「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」第10話

変な奴が現れたと思ったら、なんと領主の息子エドガーだった!
しかも自分の領地の民を人質にソラとルナをよこせとか。
まぁレインたちの敵じゃないぽいけどね。

そして、ついに精霊族と契約したレインの能力が明らかに!
なんと高度な魔法制御技術!
ゲームで言えば、物理/魔力/技術 の三拍子そろったバランスのいいステータスになったってことか。
いや、すべてが平均を大幅に超えてるからバランスいいかはちょっと不明か(。-∀-)

街では騎士団の腐敗を一掃するため、副隊長のステラと協力。
不正の証拠を見つけて、ジレー隊長とエドガーとの癒着の証拠を暴き出す!
そういやずいぶんアッサリ本部を制圧できたね。
これレインの協力が無くても簡単に証拠押さえられたのでは。

それにしてもこの話長引くな。
さっさとエドガー退場すると思ったら、アリオスと繋がってくるとは・・・
結末はまだ持ち越し。。

そしてエドガーに虐げられていた狐耳っぽい幼女の運命はどうなるの?

第11話「黒い波動」

出典:TVアニメ「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」第11話

ついに領主邸に乗り込むレインたちとステラ率いる新生騎士団。
表では陽動部隊が大立ち回り、裏では潜入部隊が人質の救出。
転移が使える精霊族が居るからならではの、確実な作戦だ。

そして魔力量の多い存在があるところへレインが行くと、神族のニーナが囚われていた。
例の狐耳っぽい幼女が神族なのか。
猫とか竜とか精霊とかと違って狐っぽいから神はイメージが違う。
でもソラの説明によると人間にまつられること多い、、ってそうか、お稲荷さん的な存在って考えれば神族であることもいいのかな。

さらに、ソラとルナ2人と契約したために得ていたレインのもう1つの能力。
状態異常無効!
即死無効、毒無効って三拍子そろってなおかつレジスト的な防御も得たレイン。
何だか「最強種:レイン(個人)」って別種族ができそう(*´ω`)

そして最後はやっぱりピンチ!
レインに即死攻撃を仕掛けたエドガーが、魔法に捕らえられ、魔族が蘇ってしまった!
最終決戦の予感!

第12話「英雄」

出典:TVアニメ「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」第12話

悪魔に対しては最強種の攻撃もそこまで通じないのか。
しかも魔物を召喚して援軍として戦わせ、自分は高い空から高みの見物。
これは厄介な相手だ、攻撃手段も限られるしどうしようもない。

そんな中、近づくことが出来る瞬間転移を神族のニーナが使えることが判明。
悪魔に近づいて自分にブースト掛け、悪魔の周りにいる非行型の魔物を支配権上書きし、悪魔に集中攻撃をして倒す!
さすがビーストテイマーらしい戦い方。
でも、雑魚に群がられて倒される悪魔ってなんだかしょぼいね。
最強種の方がよっぽど攻撃力あると思うのに。

とここまで書いて思ったのだけど、よくよく考えるとレインが悪魔に近づく必要あったんかいな?
レインの支配権上書きは距離の制限があるってことか。
距離関係ないなら、地上から支配権上書きすればいいんだからね。

ともかく悪魔も倒して街も守られた。
大団円でよかったね!!
・・・え、次回予告?これ最終話じゃないのか!!

第13話「みんなの家」

出典:TVアニメ「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」第13話

ニーナ、前回活躍したからすっかり忘れてたけどレインと契約してたわけじゃなかったね。
あくまで神族としての能力をレインに使ってただけだった。
そして5人の最強種と契約できるレインはもうビーストテイマーの枠に収まってない気がする。

街も復旧し始め、レインの冒険者ランクも「C」に!
でもナタリーの言葉にちょっと疑問というか、違和感が。
盗掘者の使役していたベヒーモスってBランク相当だったよね。
悪魔がAランク相当って、なんだかAとBの間に普通の冒険者では越えられない壁がある風に感じるのはまーぶるだけなのか・・・

手狭になってきた宿を引き払い家を購入することに。
しかしギルドに紹介された家は・・・幽霊が出る家だった。
が!ファントムテイムもできるレインは、幽霊のティナに言うことを聞かせてしまう。
もうレイン人間やめてるよ。

街では魔王討伐のための勇者パーティが、住人から激しいヘイトを集めて食料調達もままならない。
そりゃ街のピンチに駈けつけず静観してるなんて、そりゃ嫌われるよ。
そしてレインに激しい敵意を持つアリオス。

これ2期あるよね?きっとあるよね?じゃないとちょっと消化不良になっちゃう。

最後は家を購入し幸せそうな日常が手に入ったレイン一行。
これからも幸せが長く続くとイイネ!

まとめ

苦境からめげずに己の信念を貫き、試練に耐えながらも大切な仲間を手に入れる。
なろう系の王道パターンを地で行く作品かなと思います。

主人公補正があるのはなろう系のお約束なので気にならなかったし、むしろもっとアッサリ悪魔を倒してもいいんじゃない?くらいには思いました。

ただ勇者パーティの面々がなぜレインを追放したのか、その理由がよく分からなかったというのが本音です。
ただただ嫌な性格の奴らという印象しか持てないし、最後の方のアリオスの準備した指輪だってどういう経緯で手に入れたとか、バックグラウンドが全く分からないのでスッキリしない部分も多々あります。

個人的な思いとしては、勇者パーティ入る前のレインの過去にはある程度決着がついたと思うので、アリオスたち勇者パーティとの決着をつけて完全に晴れやかになるといいなと思って、2期を希望します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました