2022年07月(夏)

【Weeklyアニメ】それでも歩は寄せてくる 感想

TVアニメ「それでも歩は寄せてくる」
公式サイトキービジュアルより

「それでも歩は寄せてくる」レビューです。

【Weeklyアニメ】では1話ごとに感想を書き綴っていきます。

それでも歩は寄せてくる 作品情報

原作

著者「山本崇一朗」による漫画。

イントロダクション

将棋初心者・田中 歩は
八乙女うるしに一目惚れして将棋部へ。
「勝ったらセンパイに告白する!」と意気込むが
実力は遠く及ばない。
一方、歩の“攻めの姿勢”にうるしは内心タジタジで…

2人しか部員のいない将棋部では
今日も盤上と盤外の駆け引きが展開され…!?

「からかい上手の高木さん」山本崇一朗が仕掛ける
ムズきゅん“盤外戦”ラブコメディー!!

引用:TVアニメ「それでも歩は寄せてくる」公式サイト イントロダクションより

感想

第1話「センパイは可愛いので」

出典:TVアニメ「それでも歩は寄せてくる」第1話

最初のうるしの笑いかた、とても器用だ。
口を「は」の形に開きながら「フッフッツ」と笑う。
なかなか個性的な発声器官をお持ちのようで(゚ω゚)

歩もうるしのこと可愛いって最初からぶっ込んでくるね。
うるしもタジタジになるほど可愛いと連呼するし。

しかしうるし体張りすぎだよ。
好きって認めたら抱きしめてやるとか、うるしも歩のこと好きじゃないか?
しかもそれで歩がなびかないと思ってチューもしてもやってもいいとか。

将棋では守りが性に合っているという歩だが、うるしから攻めがあっていると指摘されている通りやっぱりぶっこんでいくね。
歩本人は本当のこと言ってるだけっていうけどね。

それにしても内面はともかく外見は堂々としている歩、精神力がまーぶるより大人だよ!
まーぶるは絶対流される(*‘ω‘ *)

うるしには(自称)将棋部を本物の将棋部に昇格させる野望があるらしいけど、なかなか集まる気配無いしね。

というかあのうるしの友達(名前聞き取れなかった…)、部員になるって言ってから彼氏ができたからやっぱ入部辞めるって言いに来るまでの時間、超短いよ。
どこか別の時間が流れている次元を通過してきたとしか思えないリードタイムだったよ。

それから最後の方で出てきたうるしの思い付きの必殺技、心の無敵囲い。
横から攻められると弱い無敵囲い同様、心の無敵囲いも横からには弱いんだね。
でも歩の攻撃は横に座るっていう物理攻撃も兼ねてたっぽかったけどね。

最後に、1話を見ている限りうるしって結構歩のこと意識しまくりで、結果として色々誘っているように見えるのはまーぶるだけではないはず!
このムズキュンする感じ、青春だね~!

第2話「よろこんでほしいので」

出典:TVアニメ「それでも歩は寄せてくる」第2話

体育祭、外に椅子出す学校って珍しいね。
それとも今は土の上に座らせるとクレームくるとか、風潮があるのかな。
もしそうならまーぶるとはジェネレーションギャップが(゚ω゚)

それにしても白組上級生(?)メンバー、歩のことべた褒めだけどさすがに歩ひとりでトップに貢献しているとは過大評価じゃなかろうか。
それとも部活勧誘の誘い文句だったのかな。

二人三脚も、他は男女ペアしかいないのにうるしとマキは女子コンビで出場しようとしてたのか。
体力より協調性が大事だからそれでも勝てる可能性はあるんだろうけど。
もしくはうるしのクラス、女子人数が多いとか。

最後は全校生徒リレー。
色んなメンバーは想像通りのスピードだけど、マキめっちゃ速くない?
見た目的には絶対足遅いキャラクターでしょ。
って先にこれ見てたらうるしとマキの二人三脚、疑問なんて湧かなかったよ!

歩が速いのは想像通りだね。
それにしてもリレーアンカーが借り物競争に早変わりとかえげつないルールだよ。
しかも全力疾走した後にうるしをお姫様抱っこする歩、すごいね。
でも借り物判定で、将棋部のって名乗りは不要なんじゃ。

後半はタケルと桜子が本格的に登場。
それにしても桜子、いきなり催眠術使うとか見た目と違って危ないキャラクターだね。
タケルにしか使わなそうだけど(*・ω・)

歩もうるしのために部員集めに協力するとか、嫌だけど力になりたいという気持ちがひしひしと伝わってくるね。

最後は公園のベンチでたい焼き食べながらポータブル将棋。
何だろう青春だね…って言いたいけど、将棋か~。
渋いな。

今回もうるし可愛いな~。

第3話「初デートがしたいので」

出典:TVアニメ「それでも歩は寄せてくる」第3話

歩さん、先輩に挨拶するとき何で左下に視線を向けてドアを見ているのかな。
髪型見ないための演出かもだけど、普通頭下げて挨拶するから気づかないとかだよね。

そしてついにうるし待望の新入部員!タケル!
でも歩の紹介は新入幽霊部員!
幽霊部員なのに存在アピールしすぎな登場だね。
そしてうるしに誉められているタケルに嫉妬して対抗しようとする歩。
健気だね、相方ポータブル将棋だけど。

しかしそんな時間タケルが桜子に見つかることにより終わり、図書室へ強制退場させられるタケル。
タケルを意のままに操れる桜子の催眠術って便利すぎでしょ(゚ω゚)

それにしてもタケルと桜子もなんだか煮え切らないもやもやする関係だね。
こっちもうるしと歩の関係同様で進展はなかなか無さそうだ。

中盤からは文化祭の話。
歩、文化祭でデートしたいとかいきなりぶっ込んでくるね。
うるしは部員探しという体で一緒に回ること了承したけど、文化祭で一緒に部員集めって意味がわからないよ。
本心はデートが目的っぽいからいいのかな。

そして文化祭当日。
焼きそばの売り子をするうるし、って焼きそば1パック100円は激安だね。
しかも女子が作るって言ってたよね、女子高生の手作りか…(゚A゚;)ゴクリ

焼きそば完売後、念願の文化祭回り。
そしてついにうるしがデレた!
デートしようとか言い出した!
デート経験がないという歩をリードしていこうとする(こっちも経験がない)うるし。
順調に回って楽しんでいるね、青春だね!

でもうるしが人生初デートであることをマキにばらされてしまうが、歩は感激してしまう。
この辺りはやっぱり歩らしい素直な感情が出ていていいね。

お化け屋敷ではタケルに驚かされてしまうが、全力で逃げた後ベンチで休憩を兼ねてポータブル将棋をすることに。
って何で持ってるんだというツッコミは置いておいて。

そこでうるしがタケルを名前で呼ぶことに嫉妬した歩が、自分も名前呼びしてほしいとうるしにお願いし呼んでもらう。
その時の歩の台詞、「これから名前を呼ばれる度に喜びにうち震える」ってちょっと変態っぽいね。
素直な感想なんだけどちょっとぶっ込みすぎだよね(^_^ゞ

第4話「一緒に過ごしたいので」

出典:TVアニメ「それでも歩は寄せてくる」第4話

歩を驚かすために段ボールに隠れるうるしだが、歩にはバレバレ。
というか、いつも照れさせられてるお返しで驚かすって何だろう。
というか、女子高生のやることじゃないぞ(゜ロ゜)

そして部室の年末年始の片付けをし始めるうるし。
物置に運ぶ提案をする歩だが、ここが物置だと言ううるし。
たしかにどこか間借りしてるんだろうなと思ってたけど、まさか物置だったとは。
扉に部員名書いた紙めっちゃ貼ってるよ。
他の人、物置入りづらいよ!

掃除の換気で窓を開けるうるし。
まぁ寒いね、年末年始だし。
寒いと聞き付けた歩が上着を掛けると予想するうるしだが…いや、さすがに捨て猫タイプのダンボールに入れるのは予想外だよ。
って言うか上半身出てるけど暖かいのかよ。
その前によくダンボールに体育座りで入ったな、うるし!

そして掃除を再開するが、先生がここ将棋部かなって蛍光灯持って入ってくる。
いやいや、学校からしたら物置なんだよね。
学校公認の居候なのかな。
でも正式な部室が欲しいうるしに、この物置部室が想い出であり、ここで将棋を指していきたいという歩。
しっかりした想いを持っていてかっこいいね。

掃除でテレビとDVDプレーヤーを発掘したうるし。
試しに再生したいが、どうやらDVDを持ってるらしい歩が差し出すのを躊躇する。
それを見たうるしはエッチなものと勘違いしてしまう。
って、歩絶対わざとやってるだろう。
ホラーって最初に言えば済んだのに。
そして照れ隠しに部活するぞとうるし。

今年最後の部活なのに、一度も勝ててないことを気にする歩。
そこで駒落ちのハンデ戦でも勝ちは勝ちと言ううるし。
そして初めての勝利を掴む歩。
そして歩が将棋でうるしに勝った時に言おうとしていたことを…先生、goodタイミング過ぎるお約束。
タイミング逃して帰るふたり。

タケルと桜子も同じ頃帰宅しているが、こちらは歩とうるしよりも先に進みそうだ。
タケルは歩と同じヘタレだけど、桜子が結構積極的だね。

歩も同じタイミングでうるしを誘う…と思いきや、平手で勝てるようになりたいと言う始末。
歩、めちゃめちゃヘタレ過ぎる。

そして年も明け、マキと初詣に行くうるし。
そのタイミングで待ち伏せする歩。
偶然かと思いきや、うるしを待ってたとか若干ストーカーっぽいけどね。
そして、クリスマス一緒に過ごして欲しいという歩に、遅いと突っ込みつつも今年の予定を空けておくといううるし。
今年こそはこのふたりの進展があるかな?
次回も楽しみ!

第5話「もっと知りたいので」

出典:TVアニメ「それでも歩は寄せてくる」第5話

歩に迫られる初夢を見るうるし。
これは完全に歩のこと意識してる証拠じゃないかい。
ラブコメにありがちな反応だけど、うるしかわいいね。

そんな夢の出来事を考えながら本屋で歩と会ってしまう。
将棋の本を買いに来た歩にお勧めを選んであげると言うが、上段に手が届かないうるしとその光景をスマホ動画で撮影する歩。
新年になっても歩は全くぶれないね。
でもピョンピョンするうるしを撮影したくなる気持ちは分かる。

普段の将棋の勉強方法をうるしに聞くが、歩きながら詰め将棋を解いている、と。
歩きながら考えるのは危ないぜ、うるしさん。
歩なんて問題解くのに目瞑ってるし。
しかもうるしが勝ち誇ってる顔が見えるとか。
そこから俺のこと考えたことありますかとぶっ込む歩。
自分が想像したことを始めに言い、相手にも想像させるって高等テクニックだ。

そんなことをしているうちにお腹が減ってお好み焼き屋に入る二人。
そこはうるしの行きつけでもあり、祖父の腐れ縁である店主が経営する店。
行きつけの店って何だか羨ましい。
勝手知ったる的な雰囲気が居心地いいんだろうな。
しかも店主優しい。
将棋を指したい歩に食ったら帰れと言うけど、でてきた量が半端ない。
…いやこれ優しいのか?逆に食べきれないな。。

それからうるしの過去を店主から聞き出しながらお好み焼きを食べる二人。
…お好み焼きってヘラで食べるものなのか、まーぶる箸派なもので。
もんじゃは小さいヘラのイメージで合ってるが…それにしてもヘラでかくない?

帰り道、うるしが飼っている猫と会う二人。
ペットは飼い主に似ると言われたうるしは、歩が猫にかけた言葉を自分に重ねてしまう。
いやさすがに自意識過剰じゃないかい、うるしさん。
でも最後の歩のうるしに対する言葉は反則だね。
そんなに言われたらさすがに照れるの納得。

後半はタケルと桜子の話。
好きな原作の映画化で楽しみな桜子。
それにしても桜子、映画の内容と同じ行動をタケルにするとは大胆。
明らかにタケルのこと好き過ぎだろう。
って、うるしもタケルもキスのことを「口が引っ付いちゃう」ってなかなか言わない表現だな。
でも原作通りキスがよかった?って、明らかにタケルを手玉に取ってる。
催眠術がなくても問題ないな。

最後は布団て詰め将棋をするうるしだか、歩からメッセージが来てドキドキする。
そんな中、操作を間違えてテレビ電話してしまう。
今のアプリはボタンひとつで通話可能だから、誤操作すると大変だな。
まーぶるもスマホ落とした訳じゃないけど同じ経験が。

そして寝る間際、布団の中でビデオ通話していると、一緒の布団にいるようで緊張しますと歩。
そして意を決して同じ事を言ううるしだが、歩は既に寝ていた。
うるしの、「いや寝れないし!」まで合わせて、ラブコメのお約束だ。

第6話「センパイからもらいたいので」

出典:TVアニメ「それでも歩は寄せてくる」第6話

バレンタインデー当日。
うるしは歩にチョコを渡すタイミングを図るがうまくいなかい。

学校ではマキが豆まきのごとく大量のチョコを配っている。
そしてうるしにも友チョコとして1個渡す。
モブ男子には両手いっぱいに渡してるのにね。

うるしが歩に渡すチョコを用意したか確認した後、無言で笑みを浮かべながら迫るマキ。
観念して義理だと白状するうるし。
この無言の圧が、本命なのか義理なのか聞いてるなんて気づかないよ。
うるしよく分かったな…これが親友の力なのか。
そして渡すタイミングについてアドバイスして去る。
いい友だ。
決してうるしで楽しんでる訳じゃないと信じよう。

桜子は歩とタケルにいつもどおりチョコをあげる。
うるしからは貰えたのか聞かれた歩だが、まだもらえてないという。
そこでタケルが将棋部で適当にいい雰囲気にするというが、桜子から窘められて断念する。
タケルが良い雰囲気にできるくらいなら、桜子との関係はもっと進んでるよな。
空気が読める桜子が止めてくれたってことか。
それにしてもタケルは本当にチョコ好きなのかな。
桜子から貰えてるからってだけな気がするよな。

部室ではうるしが歩にチョコを渡すシミュレーション中。
セリフやタイミング完璧に見える。
あとは実行できればという大きな問題があるけどね。

その後部室に来る歩だが緊張した表情をしており、チョコを渡すタイミングを逃してしまう。
帰宅時間まで手も足も出ないうるし。
しかし片付けをする歩が背を向けた瞬間、歩の鞄にチョコを入れようとし失敗しチョコを渡そうとしたことがばれてしまう。
うん、ツッコミどころ満載だが、まず誰が渡したか分からんのじゃななかろうか。
義理として渡すと言っている以上、メッセージ的な物は無いだろうし。
ヘタレなうるしには、結果的には良かったんじゃないか。
このままだったら渡せなかったと思うしね。

タケルと桜子も帰りの公園で座って話をする。
桜子からもらったチョコをもうちょっと取っておきたいタケル。
しかし桜子が包みを向いてしまうが、ハートマークをあしらたチョコであった。
やっぱりチョコが好きなんじゃなくて桜子から貰うから好きなんだよな。
タケルもうるしに負けず劣らずのヘタレだな。

後半。
と金の歌?を歌ってハイテンションに部室へ行くうるし。
「いえーい、将棋!」と歩に挨拶をし、と金のポーズを説明する。
挨拶も説明もなかなか反応に困るタイプの会話だ。

うるしの変な挨拶に対しても反応が薄い歩。
期末テストのためテンションが低いのだが、そんな歩に勉強を教えてあげるといううるし。
歩は多少疑ってたようだけど、将棋できる人ってなんか頭良いイメージあるから、アニメ見てる側は違和感なかったけどな。

図書室に向かった2人だが既に期末テスト勉強のため満席。
図書委員であったタケルと桜子の計らいにより、受付席の一部を借り勉強するがいつもよりうるしとの距離が近いため緊張している歩。
確かによく見ると、最初から歩の軸が右(うるしと反対方向)に傾いてるな。
いつもは対面に座っていることが多いだろうから仕方ないのかも。

その様子を見ていた桜子はタケルに対して勉強教えてあげると言い距離を詰める。
更には耳打ちして完全にタケルをコントロールする。
これ催眠術より絶対に効果あるな。

今度はその様子を見たうるしが、2人の関係を歩に聞く。
付き合っていないとわかると、桜子がタケルを好きだと言い出す。
「あんなにひっついているのに」という状態だが、自分たちも同じ状態であることを自覚し赤面するうるし。
徐々に歩から離れるうるしさん、机からはみ出してますよ!
というか、4本足の椅子に座ってどうやって徐々に離れたんだろうか。

期末テストも終わり部室に集まる2人。
ちょうどホワイトデーでもあり、うるしとは対照的にサッとお返しを渡す歩。
まぁこれくらいサッと渡した方が絶対恥ずかしくないだろうな。
歩のぶっこんでくる言葉に比べたら、もの渡すのくらい何でもないのだろうけど。

そして、期末テストの勉強のお礼を言う歩。
しかし回答欄がズレていて今から補習だという歩。
ベタな落ちだ。
テスト終わって採点している間まで時間あったと思うけど、そこは突っ込まない方向で。

第7話「辞めるわけにはいかないので」

出典:TVアニメ「それでも歩は寄せてくる」第7話

新学期を迎え、それぞれ3年生、2年生に進級したうるしと歩。

組分け発表を見に行く2人だが、でうるしに同じ組になりたい人がいると聞いて落ち込む歩。
しかしそれが体育祭で歩と同じ組になりたいという意味だったと知って喜ぶ。
てっきりマキとのことかと思ったのに・・・新学期早々いちゃいちゃしているな~。

友人たちの寄り道を断って部室で新入部員勧誘準備に精を出すうるしと歩。
そんな準備をしながら1年前のことを思い出す歩。
剣道部を目指すタケルとともに歩いていた歩だがが、うるしに出会い一目惚れして将棋部に入ったのだった。
めっちゃすごい即断力。
高校入ったころからすごい素直というか直情型というか、1年たっても全く変わらないってことだね。

勧誘の最中、歩とタケルの中学時代の後輩、香川凛がやってくる。
2人が剣道部に入っているものと思っていた凛だが、将棋部だと知り剣道部に戻るよう歩に決闘を申し込む。
しかしうるしは正式な部に昇格しても歩が将棋部に居ないと意味がないと、剣道場まで慌ててやって来る。
しかし既に勝負はついており、歩が勝っていた。
うん、知っていた。
これで負けていたらストーリー終わっちゃうもんね(*‘ω‘ *)

そして夕方、部員が誰も入らなかったと少しがっかりしたうるし達だったが、勝負に負けたから自分は将棋部部員だと主張する凛が勧誘テントの前までやってきたのだった。
なるほど、OPの時にもいるし部員になるんだろうな~と漠然と思っていたけど、どちらかというと「先輩たちが頼りないから」とか「部になるには人数足りないから」とかの言い訳で入るのかと思いきや、まさか決闘で負けたからとは。
まーぶるの予想とはちょっと違う理由でした。

第8話「譲れない役目なので」

出典:TVアニメ「それでも歩は寄せてくる」第8話

凛が入部したことにより、正式な部となった将棋部。
歩と凛が平手で勝負する光景を見て、1年前自分と歩も同じことをして歩がボロ負けしたことを思い出し思い出に浸るうるし。
しかし実は小さいころから将棋を習っており、歩より強かった。
しかも負けた歩に対して「先輩」呼びから急に「さん」付けになった凛。
急に態度が変わった凛に恐怖を覚え、次の対局で緊張しミスをするするうるしだが、歩の掛け声のおかげでリラックスし何とか勝つことができたうるし。
愛の力は偉大だね。
それにしても凜は何でこんなにバチバチしているのだろう。
そのうち理由明かされるのかな。

勝負の後、うるしを尊敬しパシリを率先する凜。
困ったうるしに歩が助け船を出すが、それはが自分がパシリをするであった。
どちらがパシリをするかでもめているところにマキが通りかかり、幽霊部員だけど自分の方がうるしより強いとホラを吹き、凜を連れて行ってくれる。
歩の発言じゃないけど、相手の性質を1発で見抜いて助け船をだし、かつ自分の楽しいを優先させてさらにその状況を成立させてしまうマキって怖いね。
絶対敵にしたくないタイプだ。

夕方部室で歩と2人気になるうるし。
いつもからかわれていると思っているうるしが、歩のことをカッコいいと言いかけるが、丁度凜が部室に入って来る。
しかもうるしが言いかけた言葉に気づいてしまう。
そのことをうるしと話ている内に、実は歩がうるしのことを好きだと知るが、その状態で告白していないことが男らしくないと、歩に将棋の特訓を施す凜。
これこそ体育会系のノリだね。
うるしに勝って告白するという歩の目標を説明したのかな?

うるしとも白熱した対局をしている最中にマキが準備ができたと皆を呼びに。
それは中庭に集まり構内の凛の新入部員歓迎会 兼 お花見であった。
タケルと桜子、さらにはうるし達のクラスメイトであるミクとひなのも加わってにぎやかになる歓迎会。
そんな中うるしと歩を荷物番に任命し、タケルと凜の勝負を始める面々。
2人きりになったうるしがお礼がしたいと言い、その直後歩の頭の桜の花びらを取ると、ハグでもされるかと思ったと話す歩。
そして赤くなり否定するうるし。
さらにうるしと歩の距離感が近くなっている感じがするね。
凛というスパイスの存在が、無意識かもしれないけどうるしを積極的にしているのかな。
もうここまで来たらさっさとくっついてしまえと言った感じだね。
そしてタケルが凜に負けることも・・・うん、知ってた(*´з`)

第9話「思い出を作りたいので」

出典:TVアニメ「それでも歩は寄せてくる」第9話

ゴールデンウィーク最終日、将棋部で遊びに行くことになったうるし達。
タケルと桜子も誘うが、桜子は四葉のクローバー探しに付き合って欲しいとタケルに言う。
そして四葉のクローバーを見つけたタケルは、桜子に渡そうとするが石に躓いて桜子を押し倒してしまう。
帰り道、桜子はタケルの横画を見て頬を赤らめるのだった。
今まで思わせぶりな態度でタケルに接していたけど、顔には出さなかった桜子がついにデレた!
うるし&歩コンビとは違った意味で進展ないと思ってたのに、ついにタケル&桜子コンビも動き始めるのかな?!

そして遊び当日、待ち合わせに遅れるが汗だくにはなりたくないと早足で向かう歩と凜。
うるしは待ち合わせ場所で待っていたが、そこにマキ、ミク、ひなのの3人コンビが通りがかり、連休中に町中のスイーツを食べつくす!と張り切る。
そして1軒目がうるしが待ち合わせしている店の前であった。
あれ、1軒目ってスタンプ2個ほど押してあった気がするのだが、、、というか、本日ゴールデンウィーク最終日・・・だよね?
食べつくし開始にはちょっと遅くないかい?
あ~すべての言葉の頭に「今日は」が付くのかな、そういうことにしておこう。

その後競歩で待ち合わせ場所についた2人と共に、タケルとの待ち合わせ場所に向かい合流。
ゲームセンターで遊びつくす4人。
そしてエアホッケーで負けたうるしと歩は、罰ゲームとして飲み物を買ってくることに。
その帰り、プリクラを取りたいとうるしにお願いする歩。
そして2人でプリクラを取りゲームセンターを満喫するのであった。
って、完全にデートしてるじゃんよ。
うるし気づいていないかもしれないけど、うるしの希望がちょっと叶ってる気がする。

休み明け、桜子が男子から告白されたと聞き動揺するタケル。
しかし桜子は「好き」が分からないと言う。
そんな桜子に「相手にドキドキするかどうかじゃないか」というタケル。
そして顔を赤くしてタケルにお礼を言う桜子。
これは完璧にタケルのことが好きってことだ。
タケル、良かったね。
でも歩と同じで自分がどう思われているかには疎いタケルであったと。。。

第10話「退けない勝負なので」

出典:TVアニメ「それでも歩は寄せてくる」第10話

雨上がりの下校でトラックの水撥ねを庇い、びしょ濡れになってしまった歩。
うるしの自宅で着替えを借り帰宅する際にうるしの父親と鉢合わせする。
挨拶をした歩だが、部活の話になった途端うるしに腕を掴まれ彼氏だと言って強制的に家から連れ出されてしまう。
理由は将棋のプロを目指していた父親に気を使い、将棋部に入っていることを悟られないためであった。
急に八乙女家の影の部分が出てきたな。
というかうるしの父超でかいし、声も立木文彦で迫力あるね。
でも玄関におでこぶつけるお茶目さん(*´ω`)

なじみのお好み焼き屋へ避難するうるしたち。
そこへうるしの父がやってきてうるしを連れ戻そうとするが、歩が将棋での勝負を挑む。
勝負を挑む歩も男気あるけど、「8枚落ちでいいかな?」って父も超カッコいい。
でもまた入口におでこぶつけるお茶目な父(*´ω`)

そしてうるし父の勝利で帰ろうとするが、諦めない歩に「許すわけないだろ、その年で結婚なんて!」と言ううるし父。
うるしや歩の反応から盛大な誤解をしていると気づいたが、同じく乱入したうるし母に、本当は将棋が好きだけど、意地張っていただけとバラされて意気消沈するうるし父。
前半の不器用だけどカッコいい父から、意地張ってただけの可愛い人になってしまったな。
シリアスっぽい展開でドキドキしたこの感じを返せ!って言いたいよ!

部活で将棋を指す歩と凜。
そこへ修学旅行で4日部活ができないと気合を入れてうるしがやって来るが、修学旅行の説明と班決めが終わってないと、マキに抱えられて部室から退場させられれる。
歩はうるしが居なくなるということで露骨に落ち込むが、凜が特訓して強くなってびっくりさせましょうと気合を入れてくれ立ち直る。
歩、精神的にめっちゃうるしに依存してるじゃん。
これ、うるしが歩のこと好きじゃなかったらダークサイドに落ちるんじゃないのか(*´з`)

修学旅行前日、凜と一緒に将棋の本とうるしに渡すお守りを買いに行く歩。
そして夜にうるしの家に行き、恥ずかしげもなく会えない時間を短くするためだという。
お守りを渡して修学旅行の無事を祈る歩であった。
もう完全に先輩後輩の関係を超えている気がするのだけれども、2人にはその認識はないのかな。
あとはうるしがお守り失くすパターンが見える!(誰でも想像できるか(*´з`))

第11話「強くなっていたいので」

出典:TVアニメ「それでも歩は寄せてくる」第11話

修学旅行に来ているうるし達。
初日に、マキ、ミク、ひなのと共に最高の修学旅行にしようと誓う。
しかし色々と小柄なうるしはマキをはじめとした皆と自分を比較して少々ネガティブになっていた。
しかし、3人はそんなうるしをからかったり慰めたりしながら楽しく過ごしていた。
よく考えると3人とも結構酷いことやってる気がする、それこそ人によってトラウマになるレベルの・・・
3人ともうるしの事をよく分かっていて、どこまで踏み込んでいいかわかっているからだと思うけどね。

歩は歩で凜に特訓をつけてもらい、部活でも家でも将棋のことを考えていた。
うるしが帰ってきた時に強くなって驚かせるために。
歩、相変わらず実直だよね。
もう少し柔軟でもいいと重いけど、それが歩の良いところでもあるわけだから難しい。

修学旅行二日目、恋愛成就スポット巡りをするうるし達4人。
ラストの下鴨神社でマキからちゃんと祈願しろよ?と言われ、今まで忘れていたことに気づくうるし。
本日のメインテーマ無視しまくっていたってことか!
というか、他の3人もそれっぽい素振りを全く見せていなかったってことだよね。
友人との時間を忘れた遊び、それもまた修学旅行の楽しみか。(。-∀-)達観

そして夜中、歩からの連絡が全くなく眠れないうるしにマキが将棋しようと言い出す。
その中で歩のこと好きなんじゃないかと言う。
うるしは必死に否定するけど、マキはあるとき急に好きだってわかることもあるかも、そうなったとき教えてと。
恥ずかしいからと拒否されるが、将棋をしたことでスッキリしたかとうるしに問いかけるマキ。
その行動に対しありがとうと言ううるし。
マキって面白い事優先で動いているように見える(実際そうなんだろう)けど、周りが良く見えていて友人を助けることができる、気づかいができるタイプなんだろうな。
こういう文面だけを見ると、マキって結構いい女なんだろうな。

そして三日目の夜、歩と電話で将棋をすることになったうるしは、班のメンバーの(理解してるけど)全然理解してない後押しを受けてロビーで電話がかかって来るのを待つのであった。
3人いい味出してるね。
本当に理解してないのはうるしの方だとは思うけど、こういう風に応援してくれる友人居るとイイネ!

第12話「勝って伝えたいので」

出典:TVアニメ「それでも歩は寄せてくる」第12話

旅館で歩と電話越しの対局をするうるし。
そして歩と将棋を指したかった、さみしかったと気づく。
翌日、お土産を買うためみんなと回るが、途中で人とぶつかってしまいお守りを落としてしまう。
1話飛び越えて予想が当たった!といっても、誰でもわかる展開だな。

お土産屋で将棋駒のキーホールダーを買ううるし。
皆の名前にちなんだ駒を選ぶが、と金が好きなうるしはマキに焚きつけられて歩とお揃いのキーホルダー買うことに。
前話でマキいい女と書いたけど、やっぱり楽しいことが好きなだけかも・・・ちょっとマキの性格に当てるの自信なくなってきた(´・ω・`)

お土産を買い終わってようやくお守りを落としたことに気づくうるし。
1人で探しに戻るり、落としたお守りを見つけた瞬間・・・猫に持っていかれてしまう。
追いかけるうるしだが、将棋同様王を追うだけでなく、逃げ道を塞ぐということを思い出し猫の前に靴を投げ、無事猫を確保しお守りを取り返すことに成功する。
ベタな展開だな!
それと、うるしがお守り落としたって言った瞬間の3人のその場を探す行動の意味!(メガネメガネ、ってうるさいわ!)
それから、わざわざお守り取り返して座り込んでるうるしを見下ろして、それには何も言わずにうるしの横で立ち止まったうえに、この時期に咲くなんて珍しいわねって桜の事を言う母子。
いやメチャメチャ不自然!不自然オブザイヤー上げてもいいくらい不自然!

無事お守りを取り戻して3人と合流するうるし。
そしてマキに歩の事が好きだと告げる。
ようやく認めたのか、、、(視聴者的に)長かった道のり。
これでここからイチャコラが始まるのかな、、最終回だけど。

うるしが修学旅行から帰ってきて皆にお土産配り終える。
そのお土産を落としたタケルは、図書室で桜子が急接近する。
そして顔が近づき・・・ここで場面変わるんかい!
桜子の気持ちは固まっているように見えるけど、、、いや分からない、また違う展開なのかもしれない・・・どちらとも取れるなぁ、ちょっとモヤモヤする。

そして肝心のうるしと歩の対局は(4枚落ちとはいえ)歩の勝利で終わる。
そして、自分より歩が強くなったらと心配するうるしに対し、強くなっても毎日将棋指したいですからという歩。
そして部室から出て帰る2人。
こちらも告白の場面まではやらないのか。
それもと平手で勝ってから言うってことに変わった?
解釈が難しいけど、それは人それぞれってことかな。
タケルと桜子よりはモヤモヤは少ない2人だったね。

まとめ

第1話からラブコメとして安心して見ていられる展開の連続でした。
途中でライバル的な人物も出てこないし(凜は自身の内面だけだったのでライバルとまではいかない)あとはまーぶるの好きな日常回の連続。
うーん、安心して見られる作品って素晴らしい!

モヤモヤするのは、うるしと歩、タケルと桜子のペアがどうなったのか。
うるしと歩に関しては、はっきりした描写はないもののきっとこの後も上手くいくんだろうなという終わり方でしたが、タケルと桜子に関しては、桜子の態度があまりはっきりしていなかったという印象。
最終話に近づくにつれデレてきていたような気もするから、きっと最終回の接近も・・・という感じですが、ちょっと分かりにくかったですね。

まだうるしと歩の関係がはっきりとは描かれていないので、できれば2期も観てみたい、そう思わせる内容でした。

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