ライトノベル

【ラノベ】異世界のんびり農家 第3巻 感想・評価

出典:内藤騎之介(2018年)「異世界のんびり農家」第3巻
株式会社KADOKAWA

まーぶるです。

今回は「異世界のんびり農家」第3巻の感想・評価です。

若干ネタバレ要素も含んでおりますが、ご了承ください。

異世界のんびり農家 作品情報

原作

著者「内藤騎之介」イラスト「やすも」によるライトノベル。

異世界のんびり農家 第3巻 序盤あらすじ

※本あらすじはまーぶるが作品を読んでまとめた内容です。
 間違いや表現がおかしい場合でも厳しいツッコミは入れずに大目に見てね!(。-∀-)


街尾火楽は二十代にブラック企業で体を酷使し三十九歳で享年をえ、神様から「健康な肉体」と「万能農具」を授けられ、異世界に転移する。

死の森と呼ばれる場所に拠点を構築し、仲間達と村を作って生活を始めていた。
集まってきた仲間には多種多様な種族がおり、住人ではないが協力者も増えていった。

村にも冬がやってきた。
十分な準備をしてある大樹の村はもちろん、ギリギリだったが三ノ村の完成も間に合った。

そんな冬の間にもやることは満載。
褒章メダルの作成に小物雑貨の作成、さらには問題を持ってくる外部連中の対応と火楽は大忙し。
更には橋の改善や日本の冬のイベントを楽しんで過ごしていた。

そして春。
村の食料状態を確認し、今年は二ノ村、三ノ村の発展に尽力し、最終的に自給自足をできるよう手助けする決意をする。
しかし二ノ村、三ノ村の住人は独立を望んでいなかった?

異世界のんびり農家 まーぶるおすすめポイント!

まーぶるおすすめポイント!

 ・ さらなる村の発展!!

 ・ 今年のお祭り!!

 ・ 何気なく平和を守った火楽!?

さらなる村の発展!!

大樹の村がさらに発展しています。

特に大樹の村だけでなく、一ノ村、二ノ村、三ノ村とどんどん発展していきます。

一ノ村はニュニュダフネたちが居るだけで、まだ特定の種族が住んでいないので、開発はまだ道半ば。
ニュニュダフネは水があれば生きていけるからですね。

二ノ村はミノタウロスたちが住む村です。
ニノ村ではメンテンナンス性に優れている竹製の水路が完成しており、作物畑と果実畑それぞれに複数種類のを育てることに。
確かに1種類だけだとその作物が疫病にかかったりしたら全滅しちゃうしね。
穀物だけじゃなくて果実もあると色々できる範囲が広がるしね。

それからヤギの飼育も始め、チーズを作るところまでやる!
頼もしいねミノタウロス!

三ノ村ではケンタウロスが住んでいます。
三ノ村でも竹製の水路が完成しており、二ノ村の住人が手伝ってくれた影響らしいです。
移住してきた者たち同士が互いに助け合える環境は素晴らしいですね。

三ノ村では二ノ村と相談した結果、野菜中心の畑づくりとなります。
果実畑は二ノ村同様に作られています。
三ノ村の家畜は鶏に決定。

二ノ村、三ノ村のますますの発展が期待できそうですね。

今年のお祭り!!

今年のお祭りは滑走というお祭りです。
なんでもこの世界では極標準的なお祭りで、20メートルほどの高さがある坂道を、上から全力で走って順位を競うお祭りです。
考えただけでちょっとチビりそうなほど怖そうですね。
途中で転んだりしたら・・・考えないようにしよう!

と思っていたら随分と様変わり。
穴を掘った横に小山を作り、S字を横にしたような形状とした高さ15メートルほどの山の上からボードをもって滑走し、穴に入る前にボードに乗って飛距離を競う種目に。
穴の反対側には池を作って、着地時にケガをしないよう配慮しています。
・・・が、それはそれで恐ろしいですね。
ラージヒルとかノーマルヒルの練習場にある、着地先が池になっている感じの競技ってことですよね。
初参加の人のは厳しそうだけど、万が一の時は魔法で補助が付くってことなら・・・やってみてもいいかもと思ってしまいました。

それからお祭りが終わったら、今回もお楽しみの武闘会。
今回の優勝はウノ!

まだまだ大樹の村は発展しそうです。

何気なく平和を守った火楽!?

温泉らしき熱い池があると、調査を実施した際、巨人族の住処に大穴をあけてしまい、そこからキラーラビットが出てきたと聞いた火楽は、謝罪し調査を実施することに。

その調査の最中、地中に埋まっていた怪しい黒い石を見つけた調査団。
そこへ調査しに行ったハクレンが、死霊王を見つけ聖属性のブレスを連発しすぎて、裏返って生き返ってしかもただの女の子にまで若返りをしているとか。
意味が分からないよ!
聖属性攻撃食らったアンデッドモンスターは消えちゃうんじゃないの?裏返って生き返るってどういうこと!

さらに実はその黒い石は落神を封印しているものであり、死霊王を操り自身の復活を企てていた落神によるものであったのだが、事実を知らない火楽によってその石を神様の形に削られてしまいさらに封印が強まることに。
それも4か所も・・・。
火楽さん、的確に邪神を封印しちゃってますよ。
もうこの世界であなたに勝てる人、いないんじゃないですか?

個人的評価/感想

個人的評価

★★★★☆(★4)

・村の娯楽が徐々に増えて発展し続けている!

・普通の生物以外にも対抗できちゃう火楽さん

・ちょっと登場人物多すぎじゃない?くらいがちょうどいい!!

感想

2巻に続いて大樹の村と周辺の村(と言っても火楽が作った)がさらに発展する過程が絵が画れておりさらに楽しくなってきました。

今回は武闘会の他にも祭りで滑走なる謎の催し物も増え、物理的な発展だけでなく文化としても段々発展しているように見えました。
次巻以降も文化が発展していくのだと思います。

それから、今回はちょっと変わった仲間もできましたね。
ウルブラーザ(元死霊王)という、とてつもない人物。
しかも生き返って5~6歳の少女になってしまったとか。
この世界の標準の生物以外が仲間になるとは、火楽すごいね。
倒した(生き返した?)のはハクレンみたいですけどね(。-∀-)

さて次巻以降もどんな発展を見せてくれるのでしょうか。
大樹の村と、火楽の今後が楽しみです!

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