ライトノベル

【ラノベ】異世界のんびり農家 第1巻 感想・評価

出典:内藤騎之介(2017年)「異世界のんびり農家」
株式会社KADOKAWA

まーぶるです。

今回は「異世界のんびり農家」第1巻の感想・評価です。

若干ネタバレ要素も含んでおりますが、ご了承ください。

異世界のんびり農家 作品情報

原作

著者「内藤騎之介」イラスト「やすも」によるライトノベル。

異世界のんびり農家 第1巻 序盤あらすじ

※本あらすじはまーぶるが作品を読んでまとめた内容です。
 間違いや表現がおかしい場合でも厳しいツッコミは入れずに大目に見てね!(。-∀-)


街尾火楽は二十代にブラック企業で体を酷使し、三十代は病院で暮らし、三十九歳で享年を迎える。
しかし神様から「健康な肉体」と「万能農具」を授けられ、異世界に転移する。

しかし転移した先は、右も左も前も後ろも森。
人の気配が皆無の場所。(後に「死の森」と呼ばれていることを知る。)

何もない森の中、神様からもらった万能農具を使用し樹木を伐採、健康な肉体で疲労も感じず家と囲いを作り、住み始める。

ひょんなことから、1匹でも街に入ると壊滅すると言われるインフェルノウルフ(この時点では犬と思っている)のつがいや、デーモンスパイダー(ホントはその上位種のイリーガルデーモンスパイダー)、吸血鬼のルールーシー=ルー、天使族のティア、ハイエルフ族など個性豊かな仲間たちが押し寄せ、村として発展していく。

途中ワイバーンの襲撃があったり、魔王の使いがやってきたり、竜がやってきたり、隣村の獣人がやってきたり・・・
退屈しない毎日が始まる「異世界のんびり農家」です。

異世界のんびり農家 まーぶるおすすめポイント!

まーぶるおすすめポイント!

 ・ 多種多様な仲間!!

 ・ 神様うっかり!?

 ・ 村の発展!!

多種多様な仲間!!

異世界に転移した当初、主人公である火楽は「死の森」と呼ばれる森の中に一人で放り出されます。

しかし、クロとユキ(インフェルノウルフ)、ザブトン(イリーガルデーモンスパーイダー)、ルールーシー=ルー(吸血鬼)、ティア(天使族)、リア(ハイエルフ)など、様々な種族の仲間が火楽が作った「大樹の村」に集まります。

また村には住んでいませんが、魔王の使いビーゼル(ほんとは四天王 外交担当)や、ドラゴンのドライム、獣人族のガルムなど多様な交流を持ち、さらにそれが別の人物との交流へつながっていくなど、火楽本人は意図していませんが幅広い人脈を作っていきます。

神様うっかり!?

転移する際に火楽に贈った「万能農具」。
実は普通の人間がちょっと使うだけで精神を消耗して倒れる、危ないアイテムだったようです。
しかも火楽の転移後にそれに気づくも、自分で作った世界に降り立った人への干渉禁止といルールにより既に手を出せない状態に・・・ってこんなうっかり神様嫌なぁ・・・

でもたまたま火楽が望んだ「健康な肉体」が、万能農具を使うと消耗するはずの精神を即座に回復させているという偶然が!
よかったね火楽!

というか「神だから、ミスはしてもそれはミスじゃなくて必然」という言い訳もどうかと思うけどね。
この神様、絶対後の巻でもなにかしらお茶目なことやらかしそうです。

村の発展!!

最初は火楽の家と倉庫と囲いだけでしたが、住人が増えると色々発展がすごいです。
特にハイエルフが定住したところから、様々な建物が建てられるようになります。
この世界のハイエルフって建築得意なのね。。。

あとは鬼人族が住人になればメイドさんになるし、ドワーフが来ればお酒の研究が捗るし、本格的な大樹の村がどんどん出来上がっていきます。
読んでいてこの箱庭の発展感がとても楽しみになります。

個人的評価/感想

個人的評価

★★★★☆(★4)

・異世界発展型のストーリーがマーブルの好み

・多彩な登場人物が色々動き回り楽しい

・若干文章に癖があり好き嫌いが分かれるかも

感想

何もないところから発展を始め、徐々に拠点となる場所が発展していく系の話は、なろう系では王道の展開だと思います。
ちなみに、その発展する過程を見るのがまーぶるは大好きです。

また1巻目から様々な登場人物が数多く出てきます。
種族も多くあり、各々が村の発展のため(多少は自分の欲望のため)働いています。

しかし、際限なく発展はできないと思うので、ある程度発展した後はどのような方向性で話が進んでいくのかとても楽しみでもあります。

まだしばらくは「大樹の村」の発展が続きそうな気がしますので、その内容と火楽の奮闘ぶりを見守りたいと思います。

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