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【マンガ】嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる 1巻 感想・評価

出典:マツモト ケンゴ(2020年)
「嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる」第01巻

まーぶるです。

今回は「嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる」1巻の感想・評価です。

若干ネタバレ要素も含んでおりますが、ご了承ください。

嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる 作品情報

原作

著者「マツモト ケンゴ」によるマンガ。

嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる 1巻 あらすじ

※本あらすじはまーぶるが作品を読んでまとめた内容です。
 間違いや表現がおかしい場合でも厳しいツッコミは入れずに大目に見てね!(。-∀-)


武士 宗次郎には嫁いできたばかりの嫁千夜がいるが、嫁いできてから1か月愛想笑いばかりしている。

自分を立ててくれているのか、親が決めた結婚だったため納得いっておらず自分が気に食わないだけではないかと宗次郎は考えている。

しかし千夜は宗次郎のことを嫌っているどころか、宗次郎がかっこよすぎてニヤニヤしただらしない顔を我慢しており、結果的に愛想笑いとなっているだけであった。

千夜の思いに気づかず良い伴侶にならなければと思い悩む宗次郎と、宗次郎にだらしない顔を見せないよう必須に繕って愛想笑いになってしまう千夜のカップルが織りなすコメディは必見です。

嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる おすすめポイント!

おすすめポイント!

 

 ・ 千夜の気持ち!!

 

 ・ 宗次郎の気持ち!!

 

 ・ ショートストーリーで読みやすい!!

千夜の気持ち!!

出典:マツモト ケンゴ(2020年)「嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる」第01巻書き下ろし

読んでいる限り、千夜がとても愛らしいです。

祝言で宗次郎を初めてまともに見た時からかっこよくて失神をしてしまい、失神から目覚めて宗次郎に愛の言葉を言われた時にも失神してしまって・・・普通に夫婦で暮らすことが出来るのか心配になるくらいです。

そんな失敗を経て、愛想笑いをし必死でにやけ顔にならないよう耐えている千夜ですが、宗次郎には気に食わないと思われていると勘違いされたり、思いが宗次郎に上手く伝わらなかったり読んでいてもどかしい気持ちにもなります。

しかし、宗次郎がいないところでは凛々しい顔ができていたり、男に絡まれた時には(相手が酔っていたとはいえ)肩を決めて反撃したり、とても凛々しく強い一面も見せます。
宗次郎の前で凛々しい顔ができればよいのでしょうが、常に見惚れている状態では難しいですね。

いつかは我慢せずに本当の顔を見せて生活もしくは、にやけずに生活できる日が来るのでしょうか?

宗次郎の気持ち!!

出典:マツモト ケンゴ(2020年)「嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる」第02話

宗次郎は宗次郎で千夜の思いに全く気付かず、気に食わないと思われているなど勘違いをし続けています。

千夜の妹が宗次郎にべたべたした時には頬を膨らませながら袖を引っ張られたり、食堂の女将と親しげに話すときに袖を引っ張られたり(袖引っ張り多いですね)した際に、何か気づけよ!ともツッコミ入れたくなる程鈍感です。
そんなまじめな宗次郎の性格だから、千夜の気持ちに気づいてあげられないのかもしれませんね。

この辺りは読んでいて非常にヤキモキしてしまいます。
宗次郎、今だよ今!とか、千夜もっとにやけた顔でいいんだよ!とか言いたくなってしまいます。

そんな宗次郎は千夜のことになると途端に強くなります。
突発的な真剣での立ち合いの際は千夜の声が聞こえないという理不尽な理由で相手を瞬殺するし、兄が千夜を侮辱した兄には一瞬で検査機を顔の横に突き出し、兄に嫁を悪く言うのはやめようと思わせたり。

こんな宗次郎の姿を見たら、千夜がますます愛想笑い上手になってしまいますね(*‘ω‘ *)

ショートストーリーで読みやすい!!

出典:マツモト ケンゴ(2020年)「嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる」第09話

ストーリーは起承転結が比較的はっきりしていて、「その回の話の説明⇒イベント発生⇒盛り上がり⇒最後の落ち」という風にわかりやすく読むことが出来ます。

また基本的には1話4ページ(話によってはもう少しある)程度のため、展開が早く読んでいてリズミカルな印象を受けます。

千夜の(宗次郎には見せない)デレデレ部分や、宗次郎の鈍感な部分が前面に出ている作品ではありますが、1話が短く話数ごとにリセットされる感覚になるためか、何度も読まされている感は全くありませんでした。

2巻以降も同様の話が続いてもサクサクっと読める作品だと思います。

個人的評価/感想

個人的評価

★★★★☆

・千夜のデレデレ感がカワイイ!!

・宗次郎、いい加減気づけよ!!

・テンポの良いストーリーは秀逸!!

感想

作品のテーマ的には、2人の主人公がいてお互いの気持ちに気づかないラブコメな感じがするのですが、1話の話が短いためテンポよく読めて気づいたら読み終わってた、という感想の作品です。

二人がお互いのきちんとした気持ちに気づくのはいつになるのか、はたまた最終巻まで気づかずに進むのか、今後の展開が楽しみです。

またどうやら二人とも腕が立つ設定のようですので、それを活かした起伏のあるストーリー(ピンチからの救出劇みたいな)も、設定された時代からすれば展開できると思うので、そういうのも面白いかもしれませんね。
4ページで表現できるかはわかりませんがΣ(・ω・ノ)ノ!

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