
まーぶるです。
今回は「メイドさんは食べるだけ」第01巻の感想・評価です。
若干ネタバレ要素も含んでおりますが、ご了承ください。
メイドさんは食べるだけ 作品情報
原作
著者「前屋進」によるマンガ。
メイドさんは食べるだけ 第01巻 あらすじ
※本あらすじはまーぶるが作品を読んでまとめた内容です。
間違いや表現がおかしい場合でも厳しいツッコミは入れずに大目に見てね!(。-∀-)
橘スズメはイギリスのとある屋敷で働いているメイドさん。
ある日、日本に到着しイギリスの主人に連絡をすると、屋敷が倒壊したと聞かされる。
さらに屋敷が直るまでの間、一年ほど日本に滞在してほしいとも。
慣れない土地でメイド修行を余儀なくされるスズメだが、屋敷が再建されるまで過ごす決意をする。
そんなスズメが日本で美味しいものを見つけては食べ、時には祖母や隣人とコミニュケーションを図りながら過ごす日常を描いた物語。
今日もスズメは食べるだけ!
メイドさんは食べるだけ おすすめポイント!
・ スズメの食べてる顔がかわいい!!
・ メイドの片鱗!?
・ スズメとはいったい何者??
スズメの食べてる顔がかわいい!!
毎話スズメは色々な食べ物を食べています。
というか、本当にタイトル通りスズメは食べるだけです。
唯一の例外は、7話の甜茶を淹れている部分くらいでしょうか。
それも料理したレベルには入りませんが・・・
とにかく、その食べている顔が表情豊かなのが魅力です。

目を大きく開いておいしさを表現する表情。
目を瞑り美味しさを噛みしめる表情。
食べ物も特に変わったものではなくどこでも食べられるようなものが多いのですが、スズメは様々な表情を見せてくれます。
あんなに美味しそうに食べていると、読んでいる方もお腹が減ってきます。
ちなみにまーぶるは何気ない1巻表紙の表情も好きです。
メイドの片鱗!?
のんびりゆったり毎日を過ごし、時にはアパートの猫と戯れ、時には買い食いしたり、何か仕事をしているようには見えないスズメ。
しかし、いざメイドの仕事の範疇となると打って変わってテキパキ動きます。

甜茶を淹れるしぐさ、溶けたアイスが手や服に付かないように手際よく処理する様子、立ち居振る舞いにメイドらしさが感じられます。
また時々登場するイギリスにいる主人に対する敬愛の姿勢も変わることがありません。
若干対人スキルがメイドとは思えないほどポンコツになることもありますが、基本的にはメイドとしてのプライドがあるのか、しっかりしていることも多くあります。
スズメとはいったい何者??

まさに1巻を読んでいて思ったことです。
そもそもスズメって何者なんでしょうか。
名前は「橘スズメ」という、日本人っぽい名前です。
かと思えば、日本人なら普通に食べている食べ物に対し、興味を惹かれたり食べ方が分からなかったりします。
でも祖母は日本にいる。
しかしその祖母はイギリスの主人を知っている描写がある。
う~ん、1巻読んだだけではスズメの生態(?)は謎ですね。
1巻最終話では新たな登場人物も出てきそうな予感ですし、次巻以降解き明かされていくのでしょうか。
個人的評価/感想
★★★☆☆
・スズメの表情が魅力的。
・日本人も知らない豆知識が時々入っていて、お~っと思うところがある。
・基本的に食べているだけで、ストーリーに発展がなさそう。
感想
1巻を読んだだけでは、食いしん坊のメイドさんが日本で食べまくっているという以上の話は出てこなさそうです。
本のタイトル通り、看板に偽りなし!と言えばそうなのですが、ストーリーに起伏もないし、淡々としています。
また、登場人物の背景や設定がよくわからずモヤモヤします。
次巻以降、登場人物や物語の背景、なんで屋敷が倒壊したかなど描かれることに期待です。