
まーぶるです。
今回は「コンビニお嬢様」1巻の感想・評価です。
若干ネタバレ要素も含んでおりますが、ご了承ください。
コンビニお嬢様 作品情報
原作
著者「松本 明澄」によるマンガ。
コンビニお嬢様 1巻 あらすじ
※本あらすじはまーぶるが作品を読んでまとめた内容です。
間違いや表現がおかしい場合でも厳しいツッコミは入れずに大目に見てね!(。-∀-)
兎月 翠里は、京都の高校に通う良家のお嬢様。
周囲からは、頭脳明晰・文武両道で憧れの存在となっている。
しかし翠里には秘密があった。
それは、コンビニグルメが大好きということ。
実家が厳しく、駄菓子やコンビニなどもってのほかという環境で育てられたため、自由に食べている同級生をとても羨ましく思っていた。
また、周囲の期待やイメージを裏切らないよう、コンビニで買い物をすることはひた隠しにしている。
そこで翠里は、変装をしてコンビニに潜入(入店)し、時には知り合いに出会わないよう遠出までしてコンビニグルメを堪能!
しかも買って食べるだけでなく、アレンジをし一段上の食べ物へとコンビニグルメを昇華させる!
そんなお嬢様のコンビニグルメを刮目せよ!
コンビニお嬢様 おすすめポイント!
・ 翠里のアレンジ力!!
・ 作画が作品にマッチ!!
・ 個性が強い登場人物!
翠里のアレンジ力!!

なんと言ってもこの作品の見どころは、翠里がコンビニで買ってくる消費をアレンジしてワンランク上の食べ見ものにしてしまうというところです。
皆さん肉まん買ったらどう食べますか?
温かければそのまま食べる、冷めていれば温める以外の選択肢をほどんど思い浮かばないと思いますが、翠里は冷えた肉まんを、あんかけ肉まんにしてしまいます。
そんなアレンジを毎回施していきます。
中にはそれほんとに美味しいの?と首をかしげるものもありますが、アレンジする力は本物で、実際リアルでも試せそうなアレンジばかりです。
一度は作品の真似をして食べてみたいですね。
まずは簡単そうなアメリカンドックからでも・・・
作画が作品にマッチ!!

本作品の翠里はお嬢様です。
そのお嬢様の上品な性格と本作品のとても柔らかい感じの作画が非常にマッチしており、作画で翠里の繊細さが伝わってくるほどです。
さらに同級生に関しても、同じ作画のはずですが異なる印象をい受けるのもすごいです。
特に黄檗など、同じ作画なのに妙に力強く感じます。
同じ漢字の作画でも、表情など微妙に異なる表現やキャラクターデザインがしっくり来ているのでしょうか。
また人物だけでなく出てくる食材も非常に繊細に描かれています。
アレンジ後のご飯は、毎回ドアップとなり非常に力を入れてることが分かります。
個性が強い登場人物!

本作品で出てくる人物は個性が強い人が多いです。
そもそも翠里からして、頭巾を被って非常に怪しい格好をしコンビニに入ります。
同級生へばれないようにとの理由ですが、とても怪しいです。
極めつけはおでん回。
斬新だよ、イヤーマフラーを90度回転させて顔を隠すとか、そんな発想は誰にもできないね。
お嬢様、どこでそんなアレンジ習ったの?(。-∀-)
次は黄檗レナ。
説明には「小5男子マインドを持つ女子高生」って書いてあるけど、確かに女子高生っぽくはないです。
ドライメンッ!と言ってお腹が減って、みたらし団子食べたくなるとか、駄菓子大量に買ってあたりがでてはしゃぎすぎて雪に突っ込んでケガをするとか。
小5男子・・・言い得て妙ですね。
最後は・・・まだ名前も分からない、最終ページと、コンビニ出ていく翠里そ遭遇した女性。
「MOMOMEMO」と自分の名前らしきものが書かれたメモ帳を持って「MEMOMEMO」って、どう考えても個性強い!
次巻以降楽しみです。
個人的評価/感想
★★★☆☆
・コンビニ食材のアレンジ力がすごい!!
・アレンジした食べ物が美味しそう!!
・ストーリーはほぼないに等しい・・・
感想
アレンジした食材が毎回出てきて関心するばかりです。
食材と簡単な手順もストーリーになっているため、同じように再現できそうなところも評価のポイントです。
美味しいかどうかはさておいて・・・
残念な点としては、ほぼストーリーがありません。
毎回翠里がお忍びでコンビニ行ってアレンジ料理を作るだけになっています。
登場人物も徐々に出ているので、巻数が進めば翠里を含めた登場人物との絡みなどのストーリーも掘り下げられるのかなと期待です。