
まーぶるです。
今回は「ふたりエスケープ」1巻の感想・評価です。
若干ネタバレ要素も含んでおりますが、ご了承ください。
ふたりエスケープ 作品情報
原作
著者「田口 囁一」によるマンガ。
ふたりエスケープ 1巻 あらすじ
※本あらすじはまーぶるが作品を読んでまとめた内容です。
間違いや表現がおかしい場合でも厳しいツッコミは入れずに大目に見てね!(。-∀-)
後輩は漫画家で日々締め切りに追われた生活をしている。
一方、同居する先輩は悠々自適な無職暮らしをしている。
締め切りに追われている後輩は、どうにか仕事から逃げたしたく、現実逃避のプロ(?)である先輩からのアドバイスを受け、各地へ旅行したり、好きなものを食べたり。
先輩は紐になりながらも、後輩の心の安寧のため様々な現実逃避の策を後輩に与える。
そんなふたりが毎回現実逃避(エスケープ)の手段を模索し実行し、時には現実逃避のせいで自滅する、コメディ系漫画。
心に余裕がない人は一度読んでみることをお勧めします!
…でも現実には戻ってこようね(゚ω゚)
ふたりエスケープ おすすめポイント!
・ 現実逃避の手段がいろいろ!!
・ 先輩後輩はいつも一緒!!
・ だいたい落ちが付く!!
現実逃避の手段がいろいろ!
よく思い付くなというくらい様々な手段の現実逃避をするふたり。
好きなものを食べたり仕事を放り出すなんて日常茶飯事。

ノリと勢いで実施することも多いらしく、すぐ旅行に行くことなど当たり前。
旅行の帰り道に思い付きで次の旅行に行くなどハチャメチャな現実逃避です。
なかには漫画の原稿を落としても現実逃避するなど、何というか後輩は心が頑丈そうな気がします。
そんな強ハートなら現実逃避は必要ない気もしますが、先輩がうまく手綱を握ってる感じです。
現実逃避したい人は参考になる漫画かもしれません!
(ただしお金はかかる!)
先輩後輩はいつも一緒!!
先輩後輩は同居するほど仲が良く、現実逃避もいつも一緒。

旅行に行くときも、美味しいものを食べるときも、アホなことをするときもふたりで同じことを楽しんでいる様子は見ていて心が和みます。
先輩お金どうしてるんだろうと素直な疑問はありますが、後輩も楽しんでいるので良しとします。
それにしてもふたりはどのような関係なのでしょう。
高校時代、先輩の卒業式に絡みがあったことしか明かされていませんが、そのあたりのエピソードもいつかわかる時が来るのでしょうか。
だいたい落ちが付く!!
現実逃避のお話なので当たり前なのですが、毎回最後に落ちが付きます。
携帯を封印 ⇒ ラジオから生電話があっても出られない。
漫画の締め切り伸びた ⇒ やっぱり伸びなかった。
好きなもの食べた ⇒ クレジットの請求が。
ほぼ毎回のようにしっぺ返しを食らっているのに、先輩後輩はめげません。
というより先輩はあまり被害を受けておらず、後輩が被害を受けることを無自覚に助長している節すらあります。

先輩、自分を現実逃避のプロって言ってますし。
・・・高校の制服コスプレで電車に乗るのは先輩もきつそうでしたが(。-∀-)
そんな落ちは毎回の見どころのひとつです。
次回はどんなしっぺ返しが訪れるのか、見ている方は楽しみです。
個人的評価/感想
★★★★☆
・何も考えずに読める!!
・最後は思わずクスッとなる!!
感想
何も考えずに読める漫画は楽しいです。
さらに言うと、ストーリーに起伏があまりない作品でも、最後に落ちが付くだけでコメディとしては成立するので読んでいて面白いです。
先輩が後輩に現実逃避をさせ自分もそれに付き合い、最後に後輩だけしっぺ返しが来ることが多いですが、時々先輩自身にも災難が降りかかる点もアクセントとなっています。
このクスッと笑える点がこの作品の魅力だと思います。
また基本的に先輩後輩ふたりのやり取りだけで完結しており、余計な登場人物が出てこないため、ふたりの会話に集中できる点もすごいと思います。
2巻以降もどんな現実逃避を見せてくれるのか楽しみです。