
まーぶるです。
今回は「ふたりソロキャンプ」第01巻の感想・評価です。
若干ネタバレ要素も含んでおりますが、ご了承ください。
ふたりソロキャンプ 作品情報
原作
著者「出端祐大」によるマンガ。
ふたりソロキャンプ 第01巻 あらすじ
※本あらすじはまーぶるが作品を読んでまとめた内容です。
間違いや表現がおかしい場合でも厳しいツッコミは入れずに大目に見てね!(。-∀-)
樹乃倉 厳は身ひとつでソロキャンプをすることが趣味。
今日もキャンプをするため、電車やバスを乗り継ぎ山へ入る。
現地でテントを設営し、たき火も作って準備完了。
管理人も帰宅した後、都会を離れ自然の中で自由という贅沢をひとりで味わう。
しかし、夕飯を食べる前にトイレに出かけ戻ってきてみると、たき火の前に下半身下着姿の女が・・・
しかもアクシデントで押し倒してしまう。
草野 雫と名乗るその女は、来る途中で川に転落しようやくたどり着いたところにたき火があったためズボンを乾かしていたらしい。
ソロキャンプを邪魔されないため、またテントもレンタル予定という初心者らしいその言動から帰れと忠告するが、押し倒したことをばらす!と脅され仕方なく夜の山で過ごせる準備を手伝うことに。
しかし管理人も帰宅しテントもレンタルできず、それでも夜を過ごそうとする雫に、山の厳しさと独り占めの素晴らしさを語る厳。
その話を聞いた雫は「ふたりソロキャンプ」を提案する。
最初は嫌がっていた厳だが、脅しと美味しいごはんに屈し一度だけ「ふたりソロキャンプ」をすることに。
そんな二人が一緒にソロキャンプをするお話。
ふたりソロキャンプ おすすめポイント!
・ キャンプに必要な豆知識が豊富!!
・ キャンプ飯がおいしそう!!
・ 厳と雫の関係はどうなる??
キャンプに必要な豆知識が豊富!!
豆知識が豊富で、キャンプ初心者に役立つ情報がストーリーに散りばめられています。

たき火の作り方は、燃えやすい小さい木から徐々に大きく安定した太い木になど何となくわかりますが、例えば麻紐やフェザースティックを使った種火の作り方や、着火が楽になる火花を起こせるティンダー等いう道具などは、初めて知りました。
また漫画なので見るだけで理解がしやすいのもポイントです。
山の気温などは(遠い昔に小学校の授業で教わった気もしますが)行く場所さえはっきりしていれば安全に過ごすための準備なども簡単できると思います。
このあたりも、話が進むにあたり増えていくか気になります。
キャンプ飯がおいしそう!!
単純に美味しそうです。

ビア缶チキンやコンビニ食材でのリゾット、炒め物におつまみ。
準備さえしっかりすればキャンプしながらでも美味しいものが食べられます。
むしろ、自然の中でキャンプしながら食べるから美味しいのかもしれません。
ソロキャンプを実行できる人はなかなか少ないかもしれませんが、グループキャンプでもご飯は必須ですし車でキャンプ場まで移動するのであればそこそこの物量も持っていけるので、厳と雫が美味しそうに食べているご飯を体験するのは比較的簡単かもしれません。
また作中に簡単な料理手順の記載があったり、ストーリー上でのコマ割りがあるため、作り方には困りません。
問題があるとすれば、同じ料理道具が揃えられるかどうかくらいでしょうか。
厳と雫の関係はどうなる??

1巻の終わりで無事(?)ふたりキャンプをすることになった厳と雫ですが、2人の関係がこの後どうなるのか気になるところです。
雫は厳のことを師匠と友人に話していますが、厳は相変わらずソロでキャンプに行くこと自体は好きです。
ストーリー上はしばらくは師弟関係を続け、2人でキャンプをすると思いますが、いつかは雫も旅立っていくのでしょうか?
それともずっと弟子のまま話が続くのか、それとも…。
1巻を読んだだけでは方向性はわかりませんね。
これからも2人の関係がどのようになるのか目が離せません。
個人的評価/感想
★★★★☆
・2人でソロキャンプというストーリーが斬新。
・豆知識が豊富でソロキャンプが想像できる。
・実際に同じことをするのは難しそう・・・
感想
2人でソロキャンプをすることを題材とした珍しい作品テーマだと思います。
厳というベテランキャンパーに、雫という初心者キャンパー。
2人が居るからこその豆知識であったり注意点があったり、読んでいるうちに自分もキャンプをやってみたくなるような作品でした。
(ソロキャンプは大変そうなのでグループキャンプですが(^_^;))
あとは食いしん坊なまーぶるは、キャンプ飯を食べたくなったり。
まずは家で試してしまうと思いますが。
でも漫画だけでは確認できないことももちろんたくさんあるので、もし本作品を読んでソロキャンプに行きたくなっても、準備はきちんと行ってください。
車で移動する方はビア缶チキンは帰宅予定前日までに!