
まーぶるです。
今回は「この素晴らしい世界に祝福を!」(1期)の感想・個人的評価です。
この素晴らしい世界に祝福を! 作品情報
原作
著者「暁なつめ」イラスト「三嶋くろね」によるライトノベル。
音楽
オープニングテーマ:「fantastic dreamer」(歌:Machico)
エンディングテーマ:「ちいさな冒険者」(歌:アクア(CV:雨宮 天)、めぐみん(CV:高橋李依)、ダクネス(CV:茅野愛衣))
イントロダクション
ゲームをこよなく愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)の人生は、
交通事故(!?)によりあっけなく幕を閉じた……はずだった。
だが、目を覚ますと女神を名乗る美少女・アクアは告げる。「ねぇ、ちょっといい話があるんだけど。異世界に行かない?
1つだけあなたの好きなものを持って行っていいわよ」
「……じゃあ、あんたで」RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!
……と舞い上がったのも束の間、異世界に転生したカズマの目下緊急の難問は、
なんと生活費の工面だった!さらに、トラブルメーカーの駄女神・アクア、
中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、
妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、
能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになって、
カズマの受難は続く。そして、そんなある日、カズマ達パーティはついに魔王軍に目をつけられてしまい―――!?
平凡な冒険者・カズマが過ごす異世界ライフの明日はどっち!?
引用:TVアニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」公式サイトより
この素晴らしい世界に祝福を! おすすめポイント!
・ 駄女神さまと異世界へ!!
・ 個性豊かすぎる仲間達!!
・ ギャグ要素満載!ノリと勢いと少しの真面目さ!!
駄女神さまと異世界へ!!
カズマは駄女神アクアとともに異世界を歩むことなります。
というのも、死んで異世界に転生することになったカズマ。
好きなものを1つ選んで異世界へ出発する際に、なんと女神であるアクアを選びます。
選べるんですねー女神様!

普通の人なら、どんな相手も倒すことができる武器や、どんな状況でも思いのままに操れる知識など、個人で使える武器や知力を得ることが多いと思いますが、カズマの発想は斜め上をいってます。
・・・それにしても、死者を案内する役割を担っている女神様を選んで、後任をすぐ着任させ快く送り出してしまうシステムはいいんですかね?
そして転生してからアクアの駄女神っぷりがさく裂します。
転生先のアクシズへ到着直後、世界の下々のことなんて知らない発言、後輩女神のエリスの信徒にお金も恵んでもらうなど、全く役に立ちません。
そのほかにも、アークプリーストになり最初に覚えたスキルが宴会芸、ステータスがカンストしているため、レベルアップしても上がらない知力、空気を読まない言動の数々。
やっぱり伝説級の武器を選択して持ってきた方が良かったですね!
個性豊かすぎる仲間達!!
駄女神っぷりを発揮するアクアはもちろん、そのほかにも個性豊かな人物が数多く登場します。

紅魔族にてアークプリーストのめぐみん。
高い知力によって爆裂魔法を放つことができますが、使用する魔力が膨大で日に打てるのは1回だけ。
しかも本人は爆裂魔法に取りつかれ、ほかの便利な魔法を覚える気がありません。

クルセイダーにして高い体力と防御力をゆうするダクネス。
でも性格はドMでどんなピンチな状況であろうと(むしろピンチであれば)自分が陥る状況を妄想し口に出し、敵でさえ困惑させる変態っぷりを発揮させます。

アクセルの街でお店を開いており、冒険者でもあるウィズ。
実はアンデッドの王であるリッチであり、さらに魔王軍幹部の1人でもある。
リッチでありながら性格は穏やかでカズマのパーティの誰よりも人間らしい。
アクアに目の敵にされており、チャンスがあれば浄化しようと狙われている。
誰もかれもが一癖、いやすごい癖があり一筋縄ではいかないのですが、カズマという緩衝材がいるだけでとても良いチームワークが発揮されています。
ストーリーが面白い!ギャグとノリと少しの真面目さ!!
この作品の最大の魅力はストーリーの面白さだと思います。
特にストーリー構成が面白く、何か物事がうまくいったと思ったら必ずオチが待っている、問題が解決したらいったんストーリーの中から外されて忘れたころに伏線が回収されるなど、物語の進め方が秀逸です。
そういえばアレ忘れてたな~、そこの伏線回収しきれなかったんだ!など思うことも多々あり思わずにやにやしながら見てしまいます。
そんな中でも自身や仲間のピンチの時は真面目になり、カズマは持ち前の小賢しさ、それ以外のメンバーは各人の特化した能力で切り抜けていきます。
でもその少しの真面目さを吹っ飛ばすオチが待っているんですけれどね。

感想まとめ
ギャグ要素とストーリーの面白さ、キャラクターのぶっ飛び具合がマッチしており、見ていて飽きない作品です。
どんなに無茶であっても最後はうまく解決し、さらにその後にオチもつく。
もうちょい作画が綺麗だと嬉しかったな~というのが感想ではありますが、本作品はまれにみる傑作だとまーぶるは評価します。
見ていない方にはぜひともお勧めしたい作品です!